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宝塚市でごみ収集を担当する職員の一部が、毎日のように職場を抜け出し、2~3時間の「昼休憩」を取っていたことが7日わかった。収集車の後部にぶら下がる「ステップ乗車」で作業時間を短縮し、休憩時間を増やしていたという。ステップ乗車は座席以外の場所に人を乗せて車を運転することを禁じた道路交通法に違反しており、市は関係者の処分を検討している。
市によると、収集作業員の勤務は午前8時から午後4時15分まで。途中に45分間の休憩があるだけで、午後も収集活動をすることになっている。
ところが、多田浩一郎市議(民主)が先月、4日間にわたって市のごみ処理施設の前にビデオカメラを設置し、作業員の出入りを録画したところ、午前中にいったん収集車で施設に戻った作業員が、自家用車などに乗りかえて外出したまま数時間にわたり戻らないケースが多数見つかった。最高で4時間近く職場を離れていた作業員もいたという。
多田市議の指摘で市が調べたところ、この4日間に同施設の作業員77人のうち29人が、本来の休憩時間を超えて食事などのために外出していたことを認めたという。市は「ステップ乗車をやめるよう指導し、午前と午後に種別の違うごみの収集を割り当てるなどして改善を図る」としている。