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「あのレコードをはじめて見つけたときは、ロバート・ジョンソンなんて名前も聞いたことがなかったと思う。」King三兄弟には??
「・・・・・15才か16才のときだったんだけど、こんなパワフルなものがあるってことがショックだったね。レコードをかけたら、実際に体がふるえた。」「・・・・・半年ほどたって、また聞き出して、そしたら、ほかのものは一切聞かなくなった。25才になるまでは、ロバート・ジョンソンを知らなかったら、そいつとは、口をきかない。
そんな感じだったね。
・・・・・・・ジョンソンの音楽は、とても自分ではやれないと気づいたものだから。・・・・・・・・」
(中略)
「ロバート・ジョンソンは、おれには、いちばん重要なブルーズ・ミュージシャンだ。ジョンソンは、自分のヴィジョンに間違いなく正直であり、おれは30年間にわたってその音楽に深く入り込んできたわけだけど ロバート・ジョンソンほど奥深く、ソウルフルなものに出くわしたことがない。
・・・・・・・・・・・・・ジョンソンの音楽は、人間の声が発したものとしては、最高にパワフルな叫びだね。」
/Eric CLAPTON
永田清さんは、このアルバムを「ブルースの入口」と称しておりますが。ブルースに慣れていない人にとって、このアルバムは、「ひどく聞きづらい、アフリカかなんかのフォークソング」のように聞こえると思います。
しかし、ブルースに馴染んでいる人達にとって、このアルバムは最高で無上のものです。ブルースは、ロバートジョンソンによって、その始まりからすぐに行き着いてしまったのだと思います。
その意味で、このアルバムは「ブルースの突き当たり・行き止まり」です。
このアルバムを聞いて、少しでも惹かれるものを感じたなら、色々なブルースの中から聞き易いものを選んで、沢山のブルースに触れてください。
何年かの時間はかかるでしょうが、やがて、このアルバムに戻ったとき、体験したことのない感覚に出会うでしょう。それは、新しい人生の喜びになるかもしれません。