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徳島市の山の急斜面で昨年11月に救出された「崖(がけ)っぷち犬」の飼い主を探す会が28日、徳島県神山町の県動物愛護管理センターであり、抽選で同県つるぎ町半田の主婦、馬木(うまき)カズ子さん(66)に引き取られた。馬木さんは「早く一緒に散歩できるようになりたい」と話しており、帰宅途中、広島県福山市に住む小学3年の孫娘と電話で相談して「リンリン」と名付けた。会では、くじが外れた小学生が泣き出す場面もあった。
生後8カ月程度とみられる子犬は救出から2カ月で体重が1.6キロ増え、人の手からえさをもらうなど慣れてきた。当初、全国の109人から電話などで引き取りの申し出があったが、この日の抽選にはセンターへ来なければならず、県外の2人を含む11人だけが参加した。
一方、この子犬の4日前に同じ斜面で保護された、体形などから姉妹とみられる別の犬もセンターで保護されているが、引き取り手は見つかっていない。センターでは今後も飼い主を探すという。【加藤明子】