犬の種類によってがんのなりやすさが異なることが、ペット保険大手のアニコム損害保険(東京都新宿区)の調査でわかった。犬種が作られる過程でがんになりやすい遺伝子を持つようになった可能性があるという。 08年度に契約した0~10歳の犬21万7150頭のうち、皮膚がん、乳がん、悪性リンパ腫など腫瘍ができる病気(良性を含む)の治療で保険金請求のあった7463頭を調べた。その結果、犬種別でゴールデンレトリバー(15.4%)が最も発症率が高く、パグ(11.8%)、ラブラドルレトリバー(11.6%)、ミニチュアシュナウザー(9.1%)、ウェルシュコーギーペンブローク(8.3%)が続いた。 発症年齢は、人で40代後半に相当する7歳で10.1%、10歳では6頭に1頭に当たる17.5%。犬は人より若いうちから発症しやすい傾向がみられた。 一方、手術や放射線照射などの年間診療費は10歳の雄で平均8万125円、雌で同9万1862円だった。 同社の井上舞獣医師は「早期発見できれば、長生きすることも可能だ。腫れたところの有無、食欲の変化、下痢や血便に注意してほしい」と話す。
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