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最近、神奈川県の小学5年生の女の子から次のような手紙をもらいました。このシリーズは毎週欠かさず読んではいるのだが、
「先生の長い寿命はすごいなと思いました。私も日野原先生のように長生きしてみたいと思うのです。でも長生きしすぎると寂しくなると思いました。なぜかというと、周りの友だちが、それなりの年でみんな死んでしまったら1人残されてしまい、寂しくなると思います」
女の子は「十歳のきみへ」と題した私の本を読んで手紙をくれたようです。いのちは目には見えないが、君のもっている時間、それが君たちのいのちであり、長生きして自分の持ち時間を、他人や社会のために使ってほしいという内容の本です。
女の子の手紙は続きます。
「年をとった人はいろいろと進歩していく電気製品とか、その他の器具を使えなくなりそうで、それが心配です」
なんとかわいい発想でしょう。私は紙面を借りて、こう答えたいのです。
新老人の会の会員にもいつも言っていますが、高齢者は小学校などにどんどん出かけて、お年寄りのもつ知恵や技を次の時代を背負う子どもたちに伝えるとよいのです。きっと子どもたちとお年寄りはとてもよい関係を築けるはずです。
そして、子どもたちの世話で忙しいお父さんやお母さんよりも、お年寄りは自由に使える時間をはるかにたくさんもっているものです。だから時間をかけて、新しい電気製品やコンピューターの使い方を習うことも可能なのです。今までやったことがない絵画や音楽に挑戦することだってできます。子どもたちと一緒にサッカーやテニス、野球のゲームを応援するのも楽しいことでしょう。
そんなお年寄りを見ていたら、長生きしてもよいと思えるでしょう、と子どもたちに伝えたいのです。長生きしている姿が、子どもたちにもすばらしく映るように高齢者が行動すれば、子どもたちは日本のよい文化をお年寄りから受け継ぐことができるでしょう。
子どもたちが「あんなお年寄りになりたいな」と思えるような老人になれるよう、大人はますます努力しなくてはならないと思うのです。
寿命が延びるということは、自分の使える時間が多くなるということです。そうした時間を子どもたちのために使ったら、日本はもっとよい方向に変わっていくのではないでしょうか。
(c)asahi.com
「たばこは美容の敵」を合言葉に、厚生労働省が来年度から、20〜30歳代の女性をターゲットにした新たな禁煙キャンペーンに乗り出す。全体の喫煙率が下がる傾向にあるのに、若い女性は一向に減らないためで、美容院や化粧品業界も巻き込んで禁煙指導を展開する。成人式でたばこをやめさせる「20歳の禁煙宣言(仮称)」など未成年者向け対策にも力を入れる。仮称って・・・
来年度予算の概算要求に関連費を盛り込む。
04年の厚労省の調査によると、成人全体の喫煙率は26.4%(男性43.3%、女性12.0%)。男性は前年より3.5ポイント下がるなど下がる傾向が続いているのに対し、女性は0.7ポイント上昇した。中でも20〜30歳代の女性は2割近く、対策の必要性が指摘されていた。
そこで厚労省はこの世代の関心が高い美容に着目。女性向けの「禁煙指導書」を新たに作り、美容院やエステサロンなどに配る。雑誌と同じ場所など目に触れやすいところに置いてもらう。
喫煙が美容に与える影響については、化粧品会社の調査で、たばこを吸わない人より吸う人の方が、シミやくすみの原因となる色素「メラニン」が約5歳分早く増えることが報告されている。また、歯が黄色っぽくなったり歯茎が黒ずんだりするといわれる。
厚労省は、指導書にこうしたデータを盛り込み「喫煙が美容の大敵であることを訴えて女性の禁煙意識を高めたい」という。化粧品業界にも、宣伝ポスターなどで喫煙の与える悪影響を取り上げるよう協力を求める。
一方、未成年者の喫煙も、04年調査で高校3年生の喫煙率が男子2割、女子で1割にのぼるなど大きな課題だ。各地の成人式などに禁煙指導の専門家を派遣し、未成年で喫煙している若者に20歳での禁煙を呼びかける。
このほか、禁煙に成功した人を各都道府県がボランティアの「禁煙普及員(仮称)」に任命し、イベントなどで禁煙の体験談やコツを語ってもらう事業も計画。こうした事業費の半分を国が補助する考えだ。
煮豆など加工食品中堅のフジッコ(神戸市)は18日、昆布を薄く削った「とろろ昆布」に血中の中性脂肪の上昇を抑える作用があることが、東京海洋大大学院の矢澤一良教授との共同研究でわかったと公表した。29日に開かれる日本食品科学工学会で発表する。そうか、
薄く削る際に昆布の細胞が細かく切断されることで、中性脂肪の上昇を抑えるとされる水溶性食物繊維が血中に取り入れやすい状態になるためだという。
研究では「蒸留水」「昆布の粉末」「とろろ昆布の粉末」をそれぞれ与えたラットの血中の中性脂肪の総量を比較。その結果、「蒸留水」に比べて「昆布の粉末」は半分、「とろろ昆布の粉末」は3分の1にまで中性脂肪の上昇が抑えられたという。
同社は「昆布が健康にいいことは知られているが、薄く削ったとろろ昆布ではさらに効果が大きいことがわかった。他の効果も調べていきたい」としている。
